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大会長挨拶
第49回 日本死の臨床研究会 年次大会 in 山梨へのご参加のお誘い
大会長
中村 陽一
(東邦大学医学部 臨床腫瘍学講座 緩和医療学分野 教授/東邦大学医療センター大森病院 緩和ケアセンター)

前澤美代子
(山梨県立大学 看護学研究科)

本大会は49回目を迎えました。「49」の数字は、四苦八苦の四苦につながり、四苦とは生老病死を指します。生きること、生きていること、老いること、やむこと、そして死にゆくこと、すべてを受け入れて大切な時間を皆様と共有したいと思い、テーマは、「原点回帰-生、そして死を慈しむ-」としました。死の臨床に携わる皆様にとって、その道を歩み始めるきっかけとなった「原点」を、あらためて振り返る機会になればと願っております。本研究会の年次大会で年に一度そのような時間を持つことも大切なのではないでしょうか。1977年に始まった年次大会、本会を設立された方々の強い想い、そしてその後も脈々と引き継ぎ、発展させてこられた先達の思い—。その歩みと心を大切にしたいという気持ちから、今回のテーマに「原点回帰」という言葉を使わせていただきました。
甲府は、紅葉、ブドウ&ワイン、さわやかな風、富士山など秋の味覚や醍醐味も楽しむことができます。また甲府は水晶や宝石の街でもあります。もちろん、ワイナリーも山梨県内に多くありますので、好みのワインに出会うことができます。アルコールが苦手な方は、葡萄液(いわゆるグレープジュースの濃いタイプ)があります。さらに印伝(鹿革の名産)や甲斐の絹など雑貨のおみやげもあります。信玄餅はもちろん、温泉も豊富で多くが「信玄の隠し湯」となっています。
多くのみなさまのご来場・ご参加を心よりお待ちしております。
